2010-09-21

大相撲 10日目、白鵬57連勝,琴欧洲は1敗守る

白鵬、強いですね!!


大相撲秋場所は10日目、白鵬は栃煌山を難なく寄り切って

初場所14日目からの連勝を「57」に伸ばした様です。


結びの一番。

右の相四つ。

栃煌山は左も差してのもろ差しを狙いとしたが 白鵬が右からほおを張り、

緩んだ栃煌山の左脇に深く右腕を潜らせる。

それによって栃煌山の腰は起き、後は左の横ミツを取って、ゆっくり寄るだけだった。


仕切りの間、栃煌山は横綱の厳しい表情に連勝中の硬さを感じ取ったようだ。

しかし終わってみれば「当たるだけで止まってしまった」とため息しか出ない。



一方の横綱は、相手の左差しの狙いを見破るかのような張りだったが、

意図は語らず。ただ頭を下げて立った栃煌山に比べ、

ぶつかる寸前まで横綱は視線を相手に向けていた。



「硬さはあるけど、もともと負けられない地位なんで、それを強く意識している」

と重圧さえ力に変えているかのよう。




白鵬を星一つの差で追う琴欧洲が連敗を免れた。

左四つで一気に前に出ると、右からの上手投げで魁皇を土俵に転がした。

「右上手を取れたので前に出ようと思った」という速攻で相手に付け入るスキを与えなかった。

黒星を喫した前夜は験直しに出かけ、「ステーキを食べた」とニヤリ。

57連勝の横綱との優勝争いについては「考えないと言ったらうそになる。

でも、できるだけ考えたくない」と目の前の一番に集中しようと努める。 

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