白鵬、強いですね!!
大相撲秋場所は10日目、白鵬は栃煌山を難なく寄り切って
初場所14日目からの連勝を「57」に伸ばした様です。
結びの一番。
右の相四つ。
栃煌山は左も差してのもろ差しを狙いとしたが 白鵬が右からほおを張り、
緩んだ栃煌山の左脇に深く右腕を潜らせる。
それによって栃煌山の腰は起き、後は左の横ミツを取って、ゆっくり寄るだけだった。
仕切りの間、栃煌山は横綱の厳しい表情に連勝中の硬さを感じ取ったようだ。
しかし終わってみれば「当たるだけで止まってしまった」とため息しか出ない。
一方の横綱は、相手の左差しの狙いを見破るかのような張りだったが、
意図は語らず。ただ頭を下げて立った栃煌山に比べ、
ぶつかる寸前まで横綱は視線を相手に向けていた。
「硬さはあるけど、もともと負けられない地位なんで、それを強く意識している」
と重圧さえ力に変えているかのよう。
白鵬を星一つの差で追う琴欧洲が連敗を免れた。
左四つで一気に前に出ると、右からの上手投げで魁皇を土俵に転がした。
「右上手を取れたので前に出ようと思った」という速攻で相手に付け入るスキを与えなかった。
黒星を喫した前夜は験直しに出かけ、「ステーキを食べた」とニヤリ。
57連勝の横綱との優勝争いについては「考えないと言ったらうそになる。
でも、できるだけ考えたくない」と目の前の一番に集中しようと努める。
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