リーマン・ショックに端を発した「100年に1度の危機」の影響で大きく落ち込んだ米国経済、
15日で2年になろうとしています。
09年から10年春にかけて回復軌道に戻ったように見えていましたが・・・
オバマ政権が民間需要の落ち込みを補うために実施した総額8000億ドル規模の大型景気対策
の効果もあり、米国内総生産(GDP)は09年7~9月期以降、4四半期連続でプラス成長を維持し
ています。
10年春には「米国経済は不況を脱した」との評価も定着しつつあったのですが・・・。
欧州財政不安などを契機に再び先行きの不透明感が増しているようですね。
リーマン・ショック以前の米国では、失業者同士が「ピンク・スリップ(解雇通知書)パーティー」と
呼ぶ情報交換会を開き、職探しとキャリアアップのチャンスを探していました。
もし自分の住んでいる町に仕事がなければ、新天地に移り住み、新たな就職の機会を得る。
移動を繰り返し「より待遇のよい場所」を見つけるのが、西部開拓時代以来の米国民の伝統だった
ようです。
しかし、リーマン・ショック後の不況は、この「新天地の夢」を奪ったようです。
住宅ローン残高が住宅の現在価値を上回る「ネガティブ・エクイティ」に苦しむ人が増え、
家が売れないために転居できない失業者が急増。
「米労働市場は金融危機の影響で本来の柔軟性を失ってしまった」などとと指摘されました。
10年6月末時点で、全米の住宅ローン利用者のうち5人に1人が「ネガティブ・エクイティ」に
悩まされているそうです。
今後のアメリカ経済、世界経済はどのように変化して行き、
私たちの 生活は今後安定したものになればと思います。
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